ゼロの使い魔 (11)

やっほー。体調悪い悪いと思ってましたが、ついに38度の熱をフツーに出してフツーに寝込むハメに。日ごろの不摂生が蓄積されてのアレでしょうけど、一人暮らしの学生の生活なんてこんなもんですよ、ホント。まあ、いい機会なんで、横になって積んでたラノベ崩してたのですがラノベのいいとこは一冊3時間で読めるとこだなー。ところで、ここはラノベ感想系ブログですか?
というわけで、ゼロの使い魔ももう11巻目。ラノベのいいとこは刊行ペースが速いとこだなー。ん、でも10巻が昨年末発売だったからゼロの使い魔にしては遅いペースか。まあ、ヤマグチノボル氏は本職の方でも忙しそうですし。いたしかたなし。
で、ゼロの使い魔、一部であざとい、あざとい、と大人気でございますが、今回も大変あざとくて、おいしゅうございました。ついに長門タバサまでハーレム入り決定ということで、記念すべき一冊になりました。タバサも一種のツンデレキャラと見立てると(いや、広義の意味でね。寡黙系キャラですが)、ルイズがツン!→デレ!→ツン!→デレ!と大変メリハリの利いた模範的なツンデレに対し、長門のツーーーーーーーーーーーーーン(というか無関心)から一気に→デレ!!という対比がすばらしいですね!!ヤマグチノボル、あなたがツンデレの神か!!というか、素で長門って打っちゃったよ!!
このあざとさというかご都合主義的な展開がいやーんという人もワリといるみたいですが、あざとさも言い換えれば「王道」です。ライトノベル的なファンタジー世界もついにここまできちゃったンだYO!!ということで食わず嫌いはもったいないでゲスよ。ええ、言うのも今更な気がしますが、どう見たってハリーポッターハーマイオニーなわけですが、いいじゃない、ハリーポッターより面白いんだし(あ、今、全世界のポッタリアンを敵に回した)。
知らない間に話がどんどん大きくなってきたゼロの使い魔ですが、このまま20巻、30巻とヤマグチノボル氏にはラブコメ道というか、ツンデレサーガを紡いでいってもらいたいものです。最近はルイズを中心にツンデレを通り越してほとんど痴女という気がしないわけでもないですが、私は一向に構わんッッ!と、ツンデレ師範こと列海王氏の言葉を借りて締めくくりたいと思います。