どき魔女ブログが面白い

どきどき魔女神判(旧どきどき魔女裁判)といえば、DSが発売されたときから、ダレもが考え、そしてその考えを即座に打ち消したであろうダブルスクリーンとタッチパネルの機能をフルに活用したコンセプトを武器に、発売前から話題沸騰なエロゲーでございますが、公式サイトもなかなか面白いですね。最近では中文版に続きハングル版のページもできるなど、凡人には理解不能な広告戦略が繰り広げられてます。
まあ、発売前からそういった話題に欠かないゲームな訳ですが、反面、イロモノとか一発モノかという危惧もあるわけで。しかしそんな人こそ公式ブログを読むと、面白いかも。どき魔女の開発秘話とかがワリとマジメに語られていて、開発者側のどき魔女にかける熱い魂が伝わってきたり。このゲームは決してオタクを食いものにしたゲームじゃないぞ、本気でバカやってる本気の馬鹿が作ってるゲームなんだ、と勝手に確信しつつ、7月5日の発売日を首をながーくして待っちょります。あと任○堂の懐の広さにカンパイ(まあ、DS一人勝ちの余裕があるのでしょうが)。
あとこういった発売前から開発者側からブログ等でユーザーに積極的に情報とか内輪話を小出しにしていくっていう現状には個人的に結構興味があったり。最近では、アトラスの世界樹の迷宮の公式ブログが積極的に更新されてて話題になりましたね。こういうブログ形式の良さってやはりゲーム雑誌にはなかなか載らないようなゲームクリエーターのナマの声が読めるとこでしょうね。特に世界樹の迷宮は一見、ウィザードリィ的な3DダンジョンRPGの復活という時代錯誤かつただ懐古主義的なゲームだと誤解される恐れがあった訳ですが、ディレクターの新納一哉氏がゲームコンセプト等をブログ上で誠実に書き込んでいったからこそ、いまのヒットがあるのでしょう。いまやゲームクリエーターには説明責任(?)みたいなのが伴ってくるのかもしれませんね。あと、一昔あったいわゆる「クリエイター様」みたいな形ではなく、こういったブログから(静かに)ゲームクリエーターの認知がより高まることで、ゲームの購買における大きな指標のひとつになったら面白いかなーとか思っちょりますね。ハイ。