某T国立大のオタい講義(現代思想特講Ⅱ)に特攻つーかスネーク。

先の土・日に某T大でこんなのがあったので、突貫してみたテスト。我ながらヒマだ。しかしレポ出すのもちょっと遅くなったなぁ。情報の速さがブログの命よん☆
で、大教室で開かれたのですが、それでも立ち見、座り見が出るほどの大盛況ぶり。みんなも刹那的な生き方をしているようで励まされる。400人はいた?
講師の石橋宏氏、まっとうに美術評論家として活躍されている方らしいのですが、オタカルチャーにも精通しているらしい(じゃなきゃ、こんな講義しねぇ)。「暮沢剛巳」名義で、まんたんブロードに記事を書いているということで、探してみると、容易に発見(参考1参考2)。「fine.」はまだしも、「ハヤテ」ですかwww
あと、ゲームの攻略本とかの仕事もされていたということで、こちらも調べてみたのですが、もしかしてコレ先生も不知火舞にやられたクチですか?
で、講義の内容ですが、「オタク論」とか「萌え論」から始まって、主なオタク論説について紹介していく感じ。とりあえず、名の知れたオタク系の論説者(東浩紀大塚英志斉藤環竹熊健太郎伊藤剛、あと本田透w)は一通り挙がりましたね。ただ、それらのオタク論の概説の紹介に終わってしまって、物足りない気も少し。取り上げられてた本は大体目を通したことがあったし。
けど、伊藤剛の「テヅカ・イズ・デッド」とサントリー学芸賞についてのあれこれを話してくれたのは個人的にうれしかったり(伊藤氏寄りの発言もありましたし)。
あと、現代アート論になると、石橋氏の専門分野だけあって、村上隆とか奈良美智の名前を出すにとどまらずに、学問的に濃ゆい話もあって、ああ、本当に美術評論家なんだな、と(オレが無知なだけかもだけど)。
で、講義が一番盛り上がったのは「女装少年」の回。石橋氏もかなり倒錯した性的嗜好の持ち主らしく、終始嬉々として話してました。単位目当ての一般人の生徒(真面目な学生とも言う)はポカーンな感じでしたし、オタクの受講者も「あんたが『おとボク』好きなのは分かったよ!!だからそのくらいでカンベンしたって!!」というなんともイタタマレナイ空気になりました。石橋氏グッジョブ
と言うわけで(何が)、なかなか興味深い講義でした。まさか「プリキュア」とか「なのは」なんていう単語が飛び交うレポートを提出する機会が学生生活であるなんて。いやー人生って面白いですね。まあ、おそらく次回はないでしょうけど、もし次があるなら、とりあえずYouTube以外の映像資料お願いします。いい大人(のオタ)なんだからDVDくらい買って、編集したもの持ってきてYO!!つーか、明らかにYouTubeの映像をその場でテキトーにチョイスして釣られるとかマジカンベンな!!
<おまけ>〜現代思想特講で飛び出した石橋語録〜
「最近のゲームは、美少女ゲームしかやらなくて・・・」
「正直枕営業はショックでしたよ・・・。2次元のいいところは裏切らないとこですよね・・・」
「マンガは漫喫で済ますのですが、女装男子ものだけは絶対買うようにしてます。300冊くらいはあるかな?」
「女装モノと一言に言っても色々パターンがあるわけで・・・。身体的なバリエーションでも、入れ替わりモノとか、あと両性具有・・・いわゆる『ふたなり』ですね」
準にゃんは、とさんぼうとかでよくオンリーイベントやってるんですよね〜」
「『チャンピオンRED』のいいところは毎号3〜4つはトランスセクシャルものが載っているところ」
「『ゆびさきミルクティー』はホント最近ぐだぐだで・・・。でも早く連載再開しないかな・・・
「『ハヤテのごとく!』のメインキャストの予測は、だいたい合ってました
コバルト文庫だけはラノベのカテゴリーに入れたくない
コミケはどんなに忙しくても3日目だけは必ず行くようにしています」
「『シスプリ』に足りないのは『兄者』(と呼んでくれる妹)。たぶん、くノ一
・・・駄目だこの人(ホメ言葉。多分)。
注・一部誇張もありますが、ほぼ発言通りです。

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