15ヶ月ぶりの更新。

うん、一年以上前の自分の文章を読むととてもしょっぱい気持ちになりますね。
とりあえず人間2、3年くらいだと何も進歩なんてないということは分かった。
しかしあの頃はジャンプSQがここまで旧WJ派で埋め尽くされるとは思いもよらず。
ディーグレに加えて矢吹健太朗投入ですか。そうですか。

TISTAが終わってる……。

創刊以来、いつの間にかジャンプSQで個人的に一番楽しみにしてた『TISTA』が今号(8月号)で連載終了。作品として10巻20巻と続けるような題材ではなかっただろうけど、こんなに早く終了とは、ちょっと予期してなくてショック……。
実際創刊から半年以上たって、当初からSQに漂っていたイマイチ感があいかわらずぬぐえない中、もっとも「漫画」としてのめり込めた作品だったのだけれど。遠藤先生のコメントから察するに打ち切りっぽいですし。
ジャンプSQは「新人」を売り出す気はないんですかねぇ?正直、『TISTA』に比べると月ジャン移籍組とWJからごにょごにょごにょな作家さんの作品が厚遇な気がします。
うーん、SQも方針としてアニメ化できるような漫画とメディアミックス関連作のみしか連載していかない、ということでおk?でもそれじゃあ、SQができた意味が無い気がしますよ。読みきりシリーズも漫画家の名前で買わせてる感が否めませんし(「そこそこ」は面白いんですが。それが問題か)。
読みきり参加の漫画家への長文インタビューとか、あと書店員インタビュー?のような連載からうかがえるような、SQ編集部の「われわれはコアな漫画ファンを見捨てませんよ」「われわれは「本当に面白い漫画」が分かってますよ」的なアプローチも『TISTA』が打ち切られたいま、正直ちょっと鼻につくというかなんというか。実際SQの誌面とちぐはぐなのは否めませんよ。
そーいえば、『TISTA』1巻の初版配本数の少なさはビビったなぁ。発売日に近所の本屋3件回って全滅でした。Amazonでもしばらく品切れになってたところを見るとやはりそうとう少なかったみたいですね。
当初はSQの方針としてもメジャー作家を看板にしつつもある程度はマイナー作も擁護していくという立場だったと思うのですが、スタートダッシュが良すぎたために、そのへんにブレが出てきてるような気がします。
SQで追いかけてる作品はほかにもいくつかありますが、『エンバーミング』以外は単行本派に戻ってもいいかな……な感もあり。来月号以降も定期購読を続けるかどうか、ちょっと微妙かも。
何はともあれ、遠藤達哉先生、初連載お疲れ様でした。『TISTA』は誌面からひしひしと「熱量」が伝わってくる異端でありながら王道を走りきった漫画だと思います。次回作も期待しています。

TISTA 1 (ジャンプコミックス)

TISTA 1 (ジャンプコミックス)

(おそらく)最終巻2巻(やっぱり早すぎるよ…)は9月4日発売。そして同時に遠藤達哉短編集が発売されることについては、素直に編集部をほめたたえたい。
関連:ジャンプSQ.が放つ才能、遠藤達哉先生の「TISTA」を見よ。(マンガがあればいーのだ。)
↑おそらく、短編集で収録されるであろう作品群の紹介記事もアリ。懐かしいナァ…。

『百舌谷さん逆上する』1巻発売に関してちょいと。

た、大変やー。
百舌谷さん逆上する』でググったら現在ウチのブログが上から4番目にきとるんやー(個人サイトでは1番上やー)。
これはなんの間違いかと。ここは、5ヶ月も放置されてたブログですよ?くわえてウチは実質プリキュア5ファンサイトですよ?グー○ルさん大丈夫?と小一時間。
しかしこんなサイトが上位に来てしまうということは、もしかして予想以上に篠房先生の人気が……ってげほんげほん!!
ってアクセス解析ちゃんと調べてみたら「アキバOS」さんの『百舌谷さん』1巻発売の記事にもウチにリンクはってくれとるやなかとですか(つーかトラバはってくれてました)。はわわ〜。しかし他にブログやらサイトやら見つからなかったんですかね…。やっぱり篠房先生がマイナ…ごほんごほん!!
ええと、でも『百舌谷さん』1巻が出てかなりネットでは話題になりましたよね!!篠房先生!!(フォロー)
篠房先生の「『ツンデレ』という魔法の言葉を旗印に、表紙をちょっとごまかして頭の弱いオタどもをだまくらせ☆作戦」見事大成功ですよ!!(フォロー失敗)
いやーでも、つられたー、って読者はかなりいると思いますよ。よく見たら表紙でもうかなり猟奇的なんだから気付かないと。でも騙されたけど、これはこれで……っな読者もけっこういるんじゃないんでしょうかね?ネットの反響を見る限り(マジメなフォロー)。
そういった方は、このままめくるめく篠房ワールドへようこそ、ってなカンジでどうですかね?はまった人は『ナツノクモ』か『家政婦が黙殺』なんていかがでしょうか?とくに後者。
あ、1巻が出てウチみたいなぐーたらブログじゃなくて、ちゃんとした漫画感想系サイトにもとりあげられてるので
『百舌谷さん』についてくわしく知りたい人はそっちを読めばいいよ?そんなわけで以下、『百舌谷さん』の秀逸な記事があるサイトをいくつか紹介。

ツンデレという名の病。「百舌谷さん逆上する」 - たまごまごごはん
プリキュアン同士…というより心の師と勝手に思ってるたまごまごごはんさん。連載三回目時点での記事。果たしてプリキュア5と百舌谷さんとの間に関係はあるのか。
「百舌谷さん逆上する」はツンデレの最高傑作かな、と -ヤマカム  
いわずと知れた。ヤマカムさん。最近更新が多くてうれしい。大変まとまった記事になっています。
イン殺 - xx(6月28日分)
「」な会話が毎度小気味よいイン殺さんから。「ツンデレ=病気」という構造には悪意を感じにはいられないですよねぇ(いい意味で)。
巨根をブチ込まれるより、巨根にブチ込みたい『家政婦が黙殺』-きなこ餅コミック
電脳コイルでおなじみのきなこ餅コミックさん。果たしてコイルと百舌谷さんとの(ry それはともかく素晴らしい『家政婦が黙殺』布教文章&イラスト。っていうか『家政婦が黙殺』のイラストなんて初めて見たよ!!巨根だぁ!!

あとカバーの返しの作者コメントの作者近影…はともかく、ツンデレの病名(「ヨーゼフ・ツンデレ博士型 双極性パーソナリティ障害」)の発案者が『虐殺器官』の伊藤計劃だったとは。というかもはや伝説のあの「リアルげんしけん」(『百舌谷さん』巻末に再収録)が起きた現場にいた人物が、伊藤氏だったのでしたか。(当時、この記事を読んでまるまる「実話」かよ!とびっくりした記憶あり)。ふたりは武蔵野美術大学漫研の先輩後輩関係ということかー。
今回もカバー裏の漫画を読んで篠房先生はとことんマゾだなぁ、と思いました。次回からも「VSジェネレーションギャップ」なおまけ漫画期待。
でも武蔵野美大漫研はもう少しOB(OG?)に優しくしてあげてもいいと思うんだ…(優しさでどうにかなる問題じゃないかもしれんが)。

百舌谷さん逆上する 1 (アフタヌーンKC)

百舌谷さん逆上する 1 (アフタヌーンKC)

7月買うものメモ

4日魔人探偵脳噛ネウロ(17) SKET DANCE(4) 初恋限定。(3) PSYREN-サイレン(2)
5日夏目友人帳(6)
7日リカってば!(3)
8日GAMBLE FISH(7)
9日ロリコンフェニックス(3)
11日鈴木先生(5)
17日School Rumble(21) さよなら絶望先生(14)
18日聖痕のクェイサー(5) しゅごキャラ!(7) ブラック・ラグーン(8)
23日GIANT KILLING(6) 大江戸ロケット(2) 聖☆おにいさん(2)
25日君に届け(7)
26日日常(3)
30日PLUTO(6)
漫画はこんなもんかなぁ。今月、来月は結構長く家を離れる予定なので、買えるときにまとめ買いすることになりそう。とくに楽しみにしてるのは「リカってば!」(3)、オトナのラブコメですよ?(多分ちがう)
そういえば、ラノベは、18日に「ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ」著者:虚淵玄 という超・超・超大目玉が待ってますネ。今期のラノベでは1番の話題作になるんじゃないの?と、「フェイト/ゼロ」の仕事で完全に骨抜きにされた自分が言ってみる。
ゲームは、31日に出る「ソウルキャリバーⅣ」買うか思案中。ソウルシリーズは昔「ソウルエッジ」をちょっとやったぐらい。ていうかそんなに格ゲー好きくないし。ゲーセンとか行く人ではないですよ?今回の目玉についてもスターウォーズはあんま関心ないしなぁ…。
それにも関わらず、なんで欲しいかというと、高遠るいの公式宣伝漫画がすげぇ面白そうだったからコチラ)。いやー、久しぶりにこういう漫画読んでゲーム買いたくなりましたわ。最近は読んでないのだけれど、「電撃PS」でこういうレポ漫画読んで、すげぇわくわくしてた頃を思い出しました。で、昔ならお小遣いが足りなくてかえましぇーん、というオチがついけど、ちょっと食費削ればどうにかなっちゃうんだよなー今なら。むむむ。もうちょっと考えてみます(「ゲーム買うことを悩む楽しみ」を感じるのも久しぶりかも)。
余談。
そーいや「電撃PS」と言えば投稿コーナーなわけで(本当か?今なら4コマ?)、当時小学生高学年から中学生くらいの間、購読して投稿コーナーのちっちゃいイラストやら字をくいいるように読んでたなぁ。っていうか、多分、そのおかげで視力がアホみたいに急激に低下したんだよな……。っていうか、あの同人くさい空間を好んでたのってやっぱ当時から自分にそういう素養があったか、育まれちゃったってことだよなぁ……(さすがに自分で投稿することはなかったが)。罪な雑誌やで〜
ああ、あの頃「プリンセスメーカー」や「あすか120%」が欲しかったけど恥ずかしくて買えなかった自分が思い出されるなぁ…。つーか、「マリーのアトリエ」ですら恥ずかしくて買えなかったあの時代……。どんだけ純朴やねんと当時の己にツッコミを。
そしてあの頃の自分は、アイマスダウンロードコンテンツにゲームハード機並みの金銭をつぎ込む今の自分を見てどう思うだろうか?ということに関しては極力考えないようにしたい。

しゅごキャラ夜話?

今日オタサークルの仲間8人と例によってオタ話。とりわけしゅごキャラ!について話して盛り上がる…だいたい2時間くらい(キモッ!!
ホント、キミたちがいたらオフ会いみねーなー(キリンを見たよつばがジャンボを評するカンジで
まぁ、自分で振った話というと「1番の萌えキャラ海里きゅん!!」「でも1番抱かれたい男空海」「王子はホントひどい奴」「ヒロインレースは王子<ネコ耳が圧勝すぎる」とかバカ話がほとんどでしたが。っていうか男キャラの話ばっかりかYO!!変態変態!!(参考
あと、やっぱり話題になったのは「しゅごキャラはオタのものか、それとも子どものものか?」というヤツですよね。まぁ、これはおそらくセーラームーン以後から付きまとう永遠のテーゼなんでしょうけどねぇ。ボクとしては「アンスコですよぉ〜」とうそぶくことしかできません。なかよしフェスティバルに行って叩かれた大きなお友達を責めることなんて、ボクには…できない……
つまりローゼン好きにもかかわらず、少女マンガということでしゅごキャラ読んでないヤツは今すぐ買って読んでください、ということで。麻生サンにも強くススメておいてくださいね(ダレが
あとローゼンは、簡単に言うと「ジュン君のしゅごキャラ探し」話、と思った(ちが……わなくもない?

しゅごキャラ!(6) (講談社コミックスなかよし)

しゅごキャラ!(6) (講談社コミックスなかよし)

最新7巻は7月18日発売。はよこいはよこい。

わははははは

5ヶ月ぶりの更新だわ〜。
いや、別にね、リアルが充実してたわけでもないのデスガ(残念なことに!!)。
この5ヶ月で何したってわけでもなし。あ、でも1番変わったことと言えば、アレですよ、部屋にプリキュア5のDVD全巻完備されました
そんなわけでフツーにマジメにオタクしてました、とか。そういや先週はプリキュアショー見てきたよ?いやー9割9分家族連れだったねぇ。え?きもい?
……ま、まぁ、これからまたちょっとはマジメに更新していこうかなー、とか。
月1くらいのペースで……。

アオイホノオ 1巻 発売

島本和彦版『まんが道、というべき作品。大阪大作家芸術大学に在籍する焔燃(ホノオモユル)を主人公とした島本氏の自伝的漫画(のようです)。
「焔燃」とはもちろん『吼えろペン』なのでおなじみの「炎尾燃」のことで、彼が漫画家デビューする前のお話みたい。知ってのとおり『吼えペン』の炎尾燃自体、島本和彦先生自身の投影になっているので(少なくとも読者はそう読むように仕向けている)、のちの熱血漫画家炎尾燃の若かりしころを描けば、島本先生の過去をなぞるのも当然、といったところ。
若い読者のボクとしては、ほとんど神話的な趣さえあるような『まんが道』に比べて、1980年代はじめを舞台にした『アオイホノオ』は今も第一線で活躍しているあだち充高橋留美子庵野秀明など新しい才能の台頭が描かれていて、より身近に読めて『まんが道』とはまた違ったオモシロさが。また、1980年当時の時代性のあるエピソード群、とりわけオタク的なライフスタイル(録画機がないからアニメは一期一会、深夜映画オールナイト興行とか)に関するものもイイです。
といっても基本はいつものノリの島本漫画です。よくわからいハイテンションさが相変わらず笑えてきます。すばらしい。しかし『アオイホノオ』の庵野秀明はキャラ立ちすぎで主人公を喰いかねないのはどうしたことか(笑)。

アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)

アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)